「在宅勤務」と「テレワーク」と「リモートワーク」、一体何が違う?

#テレワーク#働き方#在宅勤務

ハドラー

結論から言います。「在宅勤務」と「テレワーク」、そして「リモートワーク」。これらの言葉には、ほとんど意味の違いはありません。

 

在宅勤務は文字通り自宅で働くことですし、テレワークの「Tele」は「離れた場所で」という意味です。リモートワークの「Remote」は「遠隔」という意味なので、これら3つの言葉ほぼ同じと考えて差し支えないでしょう。ただし、細いニュアンスの違いはありますし、実は他にも同様の言葉がたくさんあります。

 

本記事ではその細かい違いについて解説しますので、その意味を知り、ビジネス上で正しく扱えるようにしましょう。

色々ある在宅勤務の呼び方

「自宅で仕事をする」や「遠隔で仕事をする」ことを表す言葉として、日本で一般的に使われているのが在宅勤務やテレワーク、リモートワークです。しかし一歩国外に出ると、実に様々な言い方があります。

 

<英語圏で同様の意味で使われる言葉>
Tele working(テレ・ワーキング)
Telecomuting(テレコミューティング)
Remote working(リモート・ワーキング)
Working from home(ワーキング・フロム・ホーム)
Work from anywhere(ワーク・フロム・エニウェア)
Mobile work(モバイル・ワーク)

 

これらの言葉はほとんど同じ意味で使われていて、地域や会社、人によってどの言葉を使用するかが異なります。明確な違いが設けられているわけではないので、どれを使っても正解です。他社・他人との違いを演出するために、あえて「テレコミューティング」など日本ではあまり使われない言葉を用いるのもいいかもしれませんね。

厚生労働省が定義するテレワーク

ここから、細かいニュアンスの違いを解説します。実はテレワークというのは「オフィス以外で働くこと」の総称であり、いくつかのカテゴリがあると厚生労働省では定義しています。そのカテゴリというのが、「在宅勤務」、「モバイルワーク」、そして「サテライトオフィス」です。

在宅勤務

先にもご説明したように、在宅勤務とは自宅にて仕事をするワークスタイルです。COVID-19の感染拡大により日本でも一気に普及した働き方であり、現在でも在宅勤務を継続されている方は多いでしょう。最近では在宅勤務制度を利用して、都心から地方へ移住する人も増えています。特にクリエイティブ系の仕事に就いている方は、悠々自適な暮らしの中で感性を養いながら仕事をすることに心地良さを覚えているような印象があります。

モバイルワーク

モバイルワークは仕事場所を自宅に限定せず、もっとフレキシブルに仕事をするワークスタイルを指します。カフェ、ホテル、空港のラウンジ、移動中の交通機関、あるいは顧客先など働く場所は実に多様です。オフィスに足を運ばず、直行・直帰で仕事をしているという方もモバイルワークに分類されるでしょう。

サテライトオフィス

本拠地となるオフィスから離れたところに設置されたオフィスにて仕事をするのがサテライトオフィスです。資本の大きな企業では自社専用のサテライトオフィスを設置する場合が多く、そうでない企業ではレンタルオフィスやコワーキングスペース等を契約し、サテライトオフィスとして機能させるケースが多いでしょう。ベッドタウンからアクセスしやすい場所に設置したり、地方に設置したりすることで従業員の多様なワークスタイルをサポートできます。

参考:テレワーク総合ポータルサイト テレワークとは

ノマドワーカーとフリーランスとの違い

ついで、というわけではありませんが「ノマドワーカー」や「フリーランス」との違いが気になっている方も多いかと思うので、合わせて解説しておきます。

ノマドワーカーの「Nomad」は英語で「遊牧民」を意味する言葉です。つまり、特定の場所に縛られず働く人のことをノマドワーカーと呼びます。ちなみに英語圏では「Digital Nomad(デジタル・ノマド)」と呼ぶことの方が多いでしょう。ちなみに企業に雇用されているか否かは関係ないので、正社員であっても特定の場所に縛られない働き方をしている方はノマドワーカーだと言えます。

 

一方フリーランスとは、特定の企業や団体に専従しないビジネスパーソンのことです。社会的に独立した個人事業主であり、案件ごとに企業や他のフリーランスと契約をして仕事をこなします。呼び方としてはフリーランサーとも。

 

ノマドワーカーとフリーランスはいずれも、必然的にテレワークで仕事をすることが多い人材です。

 

新しい呼び方を使ってみるのもまた一興

自宅やカフェで仕事をすること、ICTを駆使しながら仕事をすること、これらのワークスタイルは現代ビジネスにおいて何ら特別ではありません。在宅勤務、テレワーク、リモートワーク、果たしてどの言葉を使用するのが正しいのか?を考えるよりも、自社・自分にとってどの言葉がしっくりくるか?を考え、自身のブランディングの一環にするとビジネスをもっと楽しめるのではないでしょうか。

 

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