テレワークのマネジメント課題とは?解決手法や成功事例を紹介

#テレワーク#働き方

ハドラー

働き方改革の一環として導入が進められているテレワーク。オフィスへ通勤することなく仕事が出来る点はメリットもあれば課題もあります。

特にリモートで仕事をする際に大きな課題となるのが、マネジメントです。

オフィスで対面する環境と同じマネジメントでは対応が難しいため、課題を解決する工夫が必要になります。

今回は、テレワークのマネジメントにおける課題の解決手法や成功事例について解説します。

 

テレワークにおけるマネジメントとは?

一般的にマネジメントというと業務やメンバーを管理し、チームをうまく機能させることでプロジェクトを成功に導くことです。

しかし目的は同じでも、今までの働き方と同じマネジメント方法をテレワークでも採用しては適切なマネジメントが行えません。

テレワークの最大の特徴は、ITツールを利用した遠隔でのマネジメントが中心になることです。そのため今までの対面型のマネジメントから、遠隔によるマネジメントへの対応が必要になります。

 

テレワークでのマネジメント課題

では、テレワークでのマネジメントにはどのような課題があるのか見ていきましょう。

 

コミュニケーション不足

テレワークでマネジメントする際の大きな課題としては、コミュニケーションが不足する点です。今までオフィスで対面できている時は、上司への報連相や同僚とのコミュニケーションが取りやすい環境でした。

しかしテレワークでは基本的に一人での遠隔作業となるため、孤独を感じやすく、業務の質問や相談をする機会が減ってしまいます。

 

労務管理が難しい

今までのオフィスワークでは決まった時間に出勤し、退勤していく勤務形態。顔が見えているため残業時間を調整するよう指示すること可能でした。

しかしテレワークでは自宅や遠隔地で勤務し、業務中の様子が見えないため、社員の労務管理が難しくなります。

社員側は仕事とプライベートの切り分けが難しくなり、長時間労働になりやすいことが課題です。長時間労働によりストレスが溜まり、生産性の低下につながるリスクもあります。

 

評価がしづらい

テレワークではマネジメントに必要な評価基準を策定することが難しい点も課題です。働いている姿が見えないため、今までのようにオフィスで働いている勤務態度のような評価軸がなくなります。

評価が定まっていないと、人によって評価ポイントが変わり、社員側に「正当に評価されていない」と不満を抱かせかねません。

そのため企業側と社員側の双方が納得できるような新しい評価基準を作成していく必要があります。

 

テレワークのマネジメント課題への解決策

では、テレワークのマネジメント課題を解決するにはどのような方法があるのか見ていきましょう。

 

コミュニケーションツールの導入

コミュニケーション不足の課題は、WEB会議システムやチャットアプリなどオンライン上のコミュニケーションツール導入で解決に近づけます。

定期的なミーティングだけでなく、プロジェクトごとのメンバー専用、雑談専用など場面に合わせたコミュケーションの機会を作ることが大切です。

ツールを導入するだけでなく、上司からの積極的なコミュニケーションを意識し、対面時と同等のコミュニケーションが取れるよう心がけましょう。

 

労務管理ツールの導入

テレワークで適切な労務管理を行うためには、勤怠管理ツールやカレンダー機能を活用しましょう。

具体的な活用方法としては、

 

・出勤、退勤時刻の報告

・在席、離席の確認

・業務の進捗状況の報告

 

などをルールとして設定して行うことで、テレワークでも適切な労務管理が可能になります。

注意点としては、社員が監視されすぎてストレスを抱え込まないように、ルールを厳しくしすぎないように設定することが大切です。

 

評価基準を定める

テレワークでも社員がモチベーションを保ちながら、生産性も上げていくためには適切な評価基準が必要です。

営業職など成果で評価ができる職種と、事務職など数値化が難しい職種など、それぞれの業務内容に合わせた目標設定が重要になります。

評価を伝える時には、なぜその評価に至ったのか、課題は何があるか、今後どう改善していくかなど詳細を話し合う機会を設けることも大切です。

 

テレワークのマネジメント成功事例

 

では、テレワークマネジメントに成功している事例を紹介していきます。

 

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社のある部署ではテレワークが始まる前は、朝礼を行っていませんでした。しかし、メンバー間で一人一人が孤立しないように、毎朝20分の朝礼をテレビ会議システムZoomを使用し、実施しています。

定期的にメンバー間が話せる時間を設けることで、リモートワークによる心理的負担が軽減され、チームの一体感も増すという成果がでています。

 

味の素株式会社

味の素株式会社では労務管理の課題解決のため、勤怠管理システムを導入しています。社外からネットワークで接続した時刻は、勤怠管理システムに客観時刻として表示。

テレワークを利用した社員は、その時刻を参考に自身で勤怠管理システムに勤務時間を入力します。客観時刻と自身で入力した時間に30分以上差異がある場合は、その理由を上司へ申請するルール設定をしています。

 

日本ユニシス株式会社

日本ユニシス株式会社ではテレワークにおける評価のため、作業内容や生産性を「見える化」する仕組みを整えています。

上司とテレワークを利用する社員は、それぞれの役割の作業アイテムと成果物を明確にすることで、「業務作業シート」を作成します。

シートを基に成果物の量・質をどのように評価するのかをお互いに検討し、合意することで「管理指標」を決定。管理指標に対する各月の目標値を決めて運用するようにしています。

 

テレワークマネジメントを成功させて、快適に働こう

テレワークを導入した際のマネジメントは、テレワークの働き方の特徴を把握した上で、適切な工夫をする必要があります。

企業だけでなく社員も納得するようなマネジメントを行うことで、チームの連帯感や生産性も高まります。

職場ごとに適したマネジメントも異なってくるため、今回の記事を参考に自社に合ったマネジメントを実現させましょう。

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