ちゃんと集中できる在宅勤務・テレワーク環境を考えてみる

#働き方テレワーク

ハドラー

「通勤不要だし朝はゆっくり過ごせる。テレワーク、サイコー!」と数ヶ月前には歓喜していたあなた。今では「全く仕事に集中できない…」と悩んでいるのでは?

 

総務省が行った調査ではテレワークを導入した企業のうち、82.1%が目的とする効果を得たと回答しているようですが、実際テレワークで働くビジネスパーソンからは悲痛の声が挙がることもしばしば。一体どうすれば自宅でも100%集中して仕事へ取り組めるのか?本記事では集中力アップ間違いなしの、テレワーク環境の作り方をご紹介します。

 

【こちらの記事もオススメ】

在宅勤務の問題点とは? 社員・企業における課題と解決策

在宅勤務を便利にする、業務効率化ツール14選

在宅勤務でパフォーマンスを下げる10個の問題点

 

在宅勤務・テレワークはなぜ集中できないのか?

そもそも在宅勤務という環境下ではなぜ集中しにくくなってしまうのでしょうか?原因を明らかにしておくことで、対策も立てやすくなってきます。考えうる具体的な原因を見ていきましょう。

企業のためのオールインワン情報マネジメントツール Huddler
議事録やタスク、チームのナレッジなどあらゆる情報を一元管理
無料で始める →

同居人、家族がいる

在宅勤務に集中できない人に多く見受けられるのが、同居人・家族の存在です。一人暮らしであれば、自宅に居るのは自分一人ですので何も気にする必要はありませんが、家族や同居人がいる場合は、なかなかそうはいきません。特に小さなお子さんを持つご家庭の場合はその世話や面倒を見る必要がありますので、その都度集中力が削がれてしまいます。

余計なことを始めてしまう

オフィスに出勤している際は上司や同僚の目があるため、業務中にプライベート用のスマートフォンを見るなどといったことはなかなか少ないでしょう。しかし、自宅の場合はそのような「抑止力」が働きにくくなります。在宅勤務時にはそうした他の人からの視線が無いため、ついつい業務に関係のない事を始めてしまう人が一定数います。

始業連絡後、二度寝してしまう

ビジネスチャットツールなどを用いて出退勤連絡をする形式の在宅勤務では出勤の必要がない為、一度出勤連絡をしたのちに二度寝をしてしまうことも可能になってしまいます。在宅勤務によって早寝早起きの必要も無くなるため、生活リズムも不規則になり睡魔に負けてしまう、といった人も少なくないようです。

企業のためのオールインワン情報マネジメントツール Huddler
議事録やタスク、チームのナレッジなどあらゆる情報を一元管理
無料で始める →

在宅勤務・テレワークで仕事は誘惑が多い

株式会社ネクストレベルが男女300人を対象に行ったアンケート調査では、97.7%の人がテレワーク中に「集中力が下がった」経験があると回答しています。その原因として多く挙げられているのは、やはり自宅ならではの誘惑です。実際の声をご紹介します。

 

  • だれも見てないのをいいことに、ついついスマホを触ってしまう
  • BGMのかわりについテレビをつけてしまい、見入ってしまいます
  • 朝ダラダラと寝てしまって、なかなか仕事のスイッチが入らない
  • 近くにベッドがあるため、疲れた時に寝転びたくなる

出典:98%がテレワーク中の集中力低下を経験!アンケート対象の300人が実践し効果を感じた“集中力アップ”対策とは?

 

おそらく誰もが「あるある」と頷いてしまう内容でしょう。オフィスならば上司や同僚など他者の目がありますし、何より「仕事をする場所」という意識が働き多くの誘惑が断ち切られている状態で目の前の作業に集中できます。一方、自宅ではテレビやスマートフォン、寝室のベッドなど誘惑が非常に多く、他者の目が届かない場所にあるため誘惑に負けてしまうケースが大半なのです。

 

テレワーク中に、誘惑に負けてしまう方にまず知って欲しいことは「自分だけではない」ということ。「自分という人間はなんと意思の弱い人間なのか…」と悩んでしまうと、精神的にマイナス要因を生んでしまうので、「なんだ、みんな同じなのか」と少し楽天的に考えてみましょう。

在宅勤務・テレワークでも集中できる人の特徴4つ

では、在宅勤務でも集中できる人に共通する特徴にはどんなものがあるのでしょうか?具体的な特徴を4つ挙げていきます。

通勤時と活動時間・身だしなみを変えていない

外出する必要がないからと部屋着に近い格好で在宅勤務を行なっている人もいますが、そうしたルーズな格好をしていると気持ちもなかなかシャキッとせず、在宅勤務に集中できない原因の一端になってしまいます。

 

ぜひ、普段オフィス通勤する際の服装に着替えてみましょう。身だしなみを整えることで自然と気持ちも整い、仕事モードに切り替えられることでしょう。

ワークスペース環境を整えている

作業環境が整っていないことで、集中力が保てていない場合があります。自宅でもオフィスと同じように長時間の作業に耐えられるよう、デスクワークに適したチェアや自分の体格にあったPCデスク、作業効率を高めるためのサブディスプレイなどを揃えて作業環境を整えることは想像以上に意外と大切だったりします。

一日一回は必ず外に出て、メリハリを体感する

自宅で作業を続けていると、なかなか区切りが付けづらくダラダラと作業を続けてしまいがちです。また、いつの間にか日が暮れていた…など、一日のメリハリの無いまま長時間作業を続けてしまう人もいるようです。

 

自分のペースに合わせて作業に区切りを付け、外に出て散歩をするなど休息を取る事も大切です。窓を開けて換気をする、ストレッチを行うなども有効です。長時間同じ姿勢でいると脳に十分な酸素が行き渡らず集中力が落ちる、とも言われています。

締め切り・期限をきちんと意識付ける

在宅勤務は良くも悪くも自分のペースで終始作業を行うことができるため、すぐに終わる作業もズルズルと引き伸ばして進めてしまうケースがあります。集中して取り組めない時は、オフィス勤務時のように「何時までに」「何曜日までに」と締め切りを強く意識してみるとメリハリを付けて仕事を進めやすくなります。

仕事に集中するための在宅勤務・テレワーク環境作り

とはいえ、やはり仕事に集中しなければ終わるものも終わりませんし、成果物の質が下がれば評価も下がってしまいます。それでは、集中できるテレワーク環境の具体的な作り方について見ていきましょう。

メンバー同士で互いを監視する

多くの環境作りの中で、おそらく最も効果的です。ウェブ会議を行っていなくてもウェブカメラをオンにして、メンバー同士の姿が見えるようにしておきます。自宅でもなるべくオフィスに近い環境を作り、互いに監視することで強制力を働かせて仕事に集中するためです。

周囲から視覚・聴覚を遮断する

仕事専用の部屋を設けられずリビング等で作業する場合は、周囲から視覚・聴覚を遮断するためにパーテーションを作り、ヘッドセットや耳栓などを装着した状態で仕事をします。100%の遮断は難しいですが、無いよりはずっと集中できるはずです。

タスクをより細かく管理する

テレワークでは周囲にスケジュールを合わせることが極端に少ないので、時間が単調に流れてしまいます。集中力低下の原因にもなるので、作業を今まで以上に細かいタスクに分類し、1日のスケジュールに落とし込んでみましょう。

スタンディングテーブルを活用してみる

長時間座ったままで作業をしていると、血流が滞り脳に栄養が行きづらくなることで集中力が低下します。そんな時にスタンディングテーブルがあると、立ちながら作業ができ血流を改善できるので、体も気持ちもリフレッシュするでしょう。

ウェブ会議中はヘッドセットを使用する

ウェブ会議中にパソコンのスピーカーとマイクを使用すると、周囲に声がダダ漏れになってしまいますし、ハウリングやエコーの原因になってコミュニケーションが捗りません。ウェブ会議中は必ずヘッドセットを使用し、自分が発言する時以外はマイクをミュート状態にするなどのルールを設けてみてはいかがでしょうか。

自宅でも仕事着に着替える

スーツに着替える必要はありませんが、「自宅で仕事をする時はコレを着る」と決めてテレワークに取り組むと、それだけで集中力が増します。朝起床したら「これから仕事に行く」という気持ちで着替えれば、より集中できるかもしれませんね。

タイムスケジュールを組んで作業する

在宅勤務は周囲に合わせて仕事をする必要性がほぼ無いため、単調に時間が過ぎてしまいがちです。今までざっくりとひとまとめにしていた仕事を出来る限り細分化し、一日のタイムスケジュールに落とし込みましょう。

 

作成したタイムテーブルは自分の目につく場所に貼り出し、常に意識が向くようにします。時間に区切りを設けることで、テンポ良く仕事を行えます。

小見出しポモドーロ・テクニックとは?

自分で考えてタイムマネジメントするのは難しい、という人におすすめなのがこの「ポモドーロ・テクニック」です。「25分の作業+5分の休憩」を1セットとして繰り返していきます。

 

  1. 達成したいタスクを設定する
  2. キッチンタイマーなどで25分後にアラームが鳴るように設定
  3. アラームが鳴るまでの間、タスクに集中
  4. 5分間の休憩
  5. 2〜4を4回繰り返したところで30分の休憩

 

ポイントは、5分休憩はタスクが終わっていなくとも強制的に取る、という点です。このサイクルを繰り返すことで緊張感を持って仕事に取り組むことが出来ます。

作業中、BGMを流してみる

無音の環境下だとなかなか集中しづらい、という人はBGMを流してみるのも一つの有効な手段です。一般的にはクラシック音楽が良いとされていますが、ヒーリングミュージックや川のせせらぎなどの自然環境音などその種類は多岐に渡ります。YouTubeなどで自分にあった作業用BGMを探してみましょう。

睡眠時間を十分に確保する

先述した通り、在宅勤務が開始したことにより早寝早起きの必要が無くなったため生活リズムが乱れてしまう人は決して少なくありません。自宅での作業に集中するためにも、オフィスに出勤していた際と同じように規則正しい生活リズムを心がけ、質の良い睡眠を取るようにしましょう。

独自のリフレッシュ法を取り入れてみよう!

本記事でご紹介した7つの環境づくりを取り入れれば、現状よりも集中力がアップした上での作業を実感できるかと思います。ただし、何が本当にリフレッシュになるかどうかは人によって違う部分も多いので、独自のリフレッシュ法を取り入れてみてください。

 

時間を区切り、オンオフの切り替えが完璧にできるという方であれば、「休憩時間にちょっとテレビ(スマホ)ゲームをする」というリフレッシュ方法も、ありではないでしょうか。それこそテレワークの利点を最大限活かしつつ、生産性を上げることになるかもしれません。

ハドラー