テレワークが抱える課題とは? 働き方を改善するポイントを解説!

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テレワークが抱える課題とは? 働き方を改善するポイントを解説!

最近『テレワーク』という新たな働き方が話題になって様々なメディアに取り上げられています。テレワークは『メリットが多い』とよく言われていますが、必ずしもメリットばかりではありません。今回この記事ではテレワークが抱える課題を取り上げていきたいと思います。

 

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テレワークとは?

そもそもテレワークとはどういった働き方なのでしょうか。簡単にまとめると、『時間や場所に限定されたい自由な働き方』を示します。自宅だけではなく、ホテルやカフェ、レンタルスペースで働くのもテレワークと言えるでしょう。

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テレワークが普及した背景

2005年に『テレワーク推進フォーラム』が設立されて、テレワークの普及活動が始まりました。これも普及の一端になりますが、やはり昨今のコロナウイルスの流行がテレワーク普及に大きく影響したと言えるでしょう。

テレワークの課題

それでは、テレワークが抱える課題とは一体何でしょうか。課題や問題点は色々ありますが、ここでは『企業としての課題』と『従業員としての課題』この2つの視点から課題点を3つずつ挙げていきたいと思います。

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企業としての課題

生産性について

テレワークを導入すると、効率が悪くなる可能性が出てきます。通常であれば面と面向かい合って話し合いが出来るので、業務の確認や承認がさほど時間がかからずに出来ていた事でしょう。テレワークだと基本的に文字でのやり取りになりますので、そもそも報告に時間がかかりますし、確認する側も報告に中々気づかない場合もあります。

 

そういった部分が生産性の低下を発生させる要因になります。

セキュリティ面について

テレワークはもちろん、社外で働くことになるので、重要な書類を自宅に持ち込んだり、自前のパソコンで閲覧したりする場合もあるでしょう。そのため、セキュリティ面が従業員個人の責任になってしまいます。

コスト面について

テレワークで仕事をする場合、パソコンやインターネット設備が必須になります。それらを用意していない企業は、パソコンやタブレット、インターネット設備の設置などで大幅にコストがかかってしまうでしょう。

従業員としての課題

コミュニケーション面の課題

会社へ出社して働く場合、仕事以外でも気軽なコミュニケーションが取れていたでしょう。しかしテレワークだと、コミュニケーションの機会が一気に減るので孤独感を感じる人が増えてきています。

 

仕事関係の連絡のみだったり、全くコミュニケーションがなかったりすると、最悪うつ病になってしまう可能性も十分にあるので、適度なコミュニケーションが必要になります。

健康面の課題

会社へ出勤する場合、徒歩で最寄り駅に向かったり、会社へ向かったりする場合も多いでしょう。歩くのは最低限の運動になりますが、テレワークの場合だと出勤の必要がなくなるので、運動する機会が一気に減ります。

 

運動不足が続くと、生活習慣病のリスクが高まり、最悪仕事が出来なくなってしまう可能性もあります。

仕事とプライベートの切り替え

テレワークだと、仕事中もプライベートも自宅にいるので仕事とプライベートの切り替えがしにくくなります。仕事が終わってもずっと緊張状態が続いて大きなストレスを感じる場合もあり、それによって健康面に影響を及ぼすこともあります。

テレワークの課題の改善策は?

上記で記載したような課題に対して、どのような対策をしたら良いのでしょうか。以下3つに具体的に改善策をまとめていきたいと思います。

ツールの導入

テレワーク専用のツールが多様にあり、セキュリティの高いものや、業務効率化に特化したものもあります。ツールを導入するうえで重要なのが、すべての従業員が同じツールを利用することです。

コミュニケーションの機会を設ける

適度にコミュニケーションの機会を設けると、業務の効率化に繋がり、従業員のストレス軽減にも繋がります。ただ機会を設けると言ってもある程度のルールは必要で、あまりに連絡がしつこいとかえってストレスになりますし、緊急時に返信が遅くなると業務効率が低下してしまいます。

評価基準を改めて定める

今までの評価基準は、コミュニケーション力や、上司との相性によって判断されていたのも少なくありません。テレワークの場合だと離れて仕事を進めるので、個々の能力やスキルに目を当てて評価するのが良いでしょう。

 

そうすることによって従業員のモチベーションに繋がります。

まとめ

テレワークについての課題とその解決策について具体的にまとめていきました。無論、課題は上記の内容だけではなく、企業によって生じてくる課題も異なってくるでしょう。大切なのは、テレワークの良いところと悪いところを理解したうえで、それぞれの企業にあった体制と運用と制度を構築することです。