テレワーク定着してる?有名企業の事例からテレワーク導入のポイントを知ろう!

#テレワーク#働き方

ハドラー

新型コロナウイルスの影響もあり、対策としてテレワークを導入している、検討している企業が増えています。

しかし今までテレワークに関心がなかった企業も多く、定着させることに悩みを抱える企業も多いでしょう。

 

とりあえず導入はしてみたものの、なかなかうまく定着しない

今から導入したいと思っているけど、定着するか不安

 

今回はそれらの不安を解消するため、既にテレワークを定着させている有名企業の事例から、定着へのポイントを紹介していきます。

 

テレワーク導入の現状

新型コロナウイルスの対策として、国は経済界に70%のテレワーク実施をするように要請しています。

しかし、2020年7月に東京商工リサーチが全国約1万4300社を対象に行った調査結果によると、「現在実施している」と回答したのは31%。全体の3割の定着に留まっているのが現状です。

テレワーク定着の割合を広げていくには、企業と社員にとっての課題を一つ一つ解消し、お互いが納得して進めていく必要があります。

 

テレワーク定着の課題

 

ではテレワークを定着させるには、どのような課題があるのでしょうか。それぞれの課題についてみていきましょう。

評価が難しい

テレワークの課題の一つは評価がしづらいことです。リモートで仕事をすることで、誰がいつ、どれ程の仕事をしているかが見えづらくなります。

そのため上司が部下の働きぶりを見ることが難しく、フィードバックや評価をするのが難しいという問題がでてきます。

部下側は自分の頑張りが正当に評価されていないという不満も出る可能性があるため、双方の問題をすり合わせた新しい評価方法が必要です。

 

オンライン設備の導入コスト

テレワークは実施するには社内のオンライン設備は欠かせません。社内のネットワーク環境や、社員が利用するノートパソコンやタブレットなどの設備投資が必要になってきます。

また社外で仕事をする時は情報漏洩やウイルス感染などのリスクがあるため、セキュリティ面への対策などにもコストがかかってきます。

テレワークを導入する中小企業向けに、国が100万円を限度に助成金を支援する制度もあるため、上手に活用して費用を抑える工夫も必要です(現在は募集をしていないため、随時情報を確認しておきましょう)。

 

コミュニケーションの不足

テレワークでは直接対面して話をする機会が減るため、上司への相談や同僚とのコミュニケーションが取れず、ストレスを抱えてしまう可能性があります。

そのような環境では仕事の効率が落ちたり、チームや組織力が低下してしまったりする恐れもあります。

そのためビジネス用のコミュニケーションツールの導入や、オンラインでも雑談する機会を設けるなど、コミュニケーションを活発にする工夫が必要です。

 

有名企業の導入事例

それでは既にテレワークを導入し、定着させている有名企業の事例をみていきましょう。

日産自動車株式会社

世界的自動車メーカー日産自動車は、総務省が選定した「テレワーク先駆者百選」にも選ばれているテレワーク企業です。

2014年1月から生産工程以外の全従業員に対し、在宅勤務を月5日(40時間)まで利用できるような制度を取っています。

 

【ポイント】

1.研修、労務管理

テレワークをする社員は事前に在宅勤務制度のe-ラーニングを受講し、前日には在宅時の業務計画を提出します。

上司の承認を得て、全社員へその業務計画を共有。当日は業務開始と終了の際に上司へメール報告をし、専用ソフトを利用して在籍状況の通知を義務付けています。

 

2.在宅勤務時の業務ルール

日産自動車では在宅時の業務ルールをガイドラインで定めており、効率的に進められる仕事かどうかを分類しています。

資料作成やデータ分析は効率的に進められる仕事として、複数メンバーで相談する必要がある仕事は効率的に進められない仕事として分類されています。

従業員のライフワークバランスを大事にするだけでなく、会社にとっても生産性に繋がるルールづくりが大切です。

 

NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズは2007年には正式にテレワークに関する規則やルール作りを定めており、テレワーク推進の代表的な企業です。

従来は週2回、月8回までのテレワークが認められていましたが、現在は新型コロナ対策として派遣社員などの非正規雇用も含めた全従業員を原則在宅勤務にしています。

 

【ポイント】

1.フレックス制

2017年にはフレックス制を導入し、オフィス以外の場所を「リモートオフィス」としてテレワークの拡大を図りました。

それにより社員が自分の働く場所や時間を決めることができるようになり、指示待ちから能動的な働き方へ意識が変わっています。

 

2.トップからのメッセージ

テレワークを定着させるには、通信機器などのハード面も大切ですが、会社の風土や社員の意識の変化を促さないといけません。

NTTコミュニケーションズの社長は自ら「働き方を変える必要がある」という強いメッセージを定期的に送り続けています。

 

サイボウズ株式会社

ビジネスに必要なグループウェアやクラウドサービスを開発、運用するサイボウズでは、10年前からテレワークの導入を試行錯誤してきました。

そんなサイボウズではテレワーク導入から普及までの10年間のノウハウをWEBなどで情報提供しているため、テレワーク定着の参考になる企業です。

 

【ポイント】

1.コミュニケーションの充実

オンライン上でのメンバーの発言に対して、「いいね!」などのリアクションやコメントすることが大切です。

そうすることで特定したメンバーだけが発言するような場ではなく、皆が発言しやすい環境になり、スムーズなテレワーク実現が可能になります。

 

2.監視をしすぎない

社員に対して監視が強すぎると、「そこまでしてテレワークをしたくない」という不満を抱かせかねません。そのためサイボウズでは成果の報告などの一律の決まりはなく、各チームでのやり方に任せています。

 

事例から学んでテレワークを定着させよう!

今後新型コロナウイルスが収まったとしても、テレワークを導入していく流れは続いていくと考えられます。

テレワークを定着させるためには課題もありますが、成功事例から学んでテレワーク定着を成功させましょう!

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