【事例紹介】社内Wikiって実はこんなに便利!

#wiki・ナレッジ

ハドラー

使ってますか?社内Wiki。「そもそも社内Wikiってなに?」という人は、まず以下のエントリーをご覧ください。社内Wikiの概要やメリットを説明しています。

社内Wikiってなに?上手に使ってナレッジ共有

 

魅力を知っている企業はガンガン使っているのが社内Wiki。ヤフー株式会社では1万人規模で社内Wikiを活用し、10数年以上に渡りあらゆるナレッジ蓄積を行なっています。

参考:1万人超規模で使いこなす企業向けWiki、“ヤフー流”情報共有とは?ITmedia

 

今回はそんな社内Wikiの活用事例を紹介します。自社で社内Wikiを活用している風景を想像しながら、ご覧いただければと思います。

事例1. メルカリ 必要な情報は全て社内Wikiで共有する

フリマアプリで急成長し、会社設立からわずか5年余りで上場したベンチャー企業です。エンジニアが中心となり組織が急拡大したメルカリにはナレッジを社内Wikiにドキュメントとして残す文化が根強く、海外出張のレポートや採用活動の成果まで、個人情報以外のナレッジは全て社内Wikiで管理されています。

 

メルカリ社員は入社時に「とにかくWikiを書いて」を念を押して言われ、最初の仕事は社内Wikiに自分の情報を書き込むことだと言います。分からないことはまず社内Wikiで確認するという文化も根付いているので、徹底した効率化を重視しています

 

「組織全体で社内Wikiを書く」というのは企業文化としてあるので、社員全員でのアウトプットが自然になり、プロジェクトを通じて学んだことや諸々の知見は全て社内Wikiで共有され、他者のアウトプットに敏感に反応するという良い風潮も完成しています。

参考:メルカリが「急成長」「ほとんど中途採用」でも、強いチームでいられる理由|チームの教科書

事例2. インテック 個人のブログ風ページで情報共有

株式会社インテックに所属する大村幸敬氏が公表した論文では、社内Wikiを使った色々な試みが紹介されています。その中で「面白い」と感じさせるのが、社内Wikiに個人用ページを作成してブログ風の情報共有を可能にしたことです。

 

SNSが世界的に浸透した現代で、多くの人は日常を誰かと共有することに慣れています。日々の備忘録としてブログを運営する人もいますし、「自分をコンテンツ化する」ことに面白みを感じている人も多いはずです。

 

社内Wikiと聞くと硬いイメージがあり、蓄積する情報が業務マニュアルなどに偏りがちです。しかし実際は、日々のちょっとした発見にこそビジネスをより良くするヒントが隠されており、そうした情報の共有こそが社内Wikiの魅力でもあります。

 

共有する情報は「誰が見ても価値ある情報だろう」とハードルを上げる必要はありません。むしろ、「この情報って必要としている人はいるのか?」と思うような情報が、誰かが必要としてるかもしれないのでどんな情報でも共有すべきです。そうした「フラットな情報共有環境」を作るためにも、ブログ風の社内Wikiというのは面白い試みだと思います。

参考:Wikiを使った情報共有 ~企業での活用事例~

社内Wikiをどう活用すればいい?

メルカリは企業文化の根底に社内Wikiを置き、大規模な情報の土台を作り上げることで「強いチーム」を支えています。インテックでは主にITプロジェクトにおける専門的なナレッジ共有の場として社内Wikiを活用しています。

 

では、自社で社内Wikiを活用するにはどうすればいいのか?という疑問を持たれる人は多いでしょう。最初に意識すべきポイントは3つです。

  • 情報共有を滞らせないために幅広いコンテンツを募集する
  • 社員全員がコンテンツを作成する環境づくりを心掛ける
  • 投稿された内容をチェックしてコンテンツの正確性を担保する

これらのポイントさえ意識すれば、後はどんどん社内Wikiで情報を共有していきましょう。大切なのは情報量です。最初は細かいルールは設けずに、誰もが自由にコンテンツを投稿できる状況にすることでナレッジの蓄積が進みます。その情報が必要かどうかは後から精査すれば問題ないので、情報量の多さを重視しましょう。

 

メルカリのようにあらゆるビジネス情報を社内Wikiに集まるようにするというのも良いかもしれませんね。企業文化はそうしていくうちに作られていくので、最初は気にする必要はないでしょう。

 

社内Wikiにたくさんのナレッジが蓄積されれば、生産性を上げたり、教育の効率性が改善されたりなど様々なメリットが現れ始めるはずです。その段階に来たら「それらのメリットをどうやったら最大化できるか?」を考え、社内Wiki運用のルールを作っていきます。

 

ただし、ルールをガチガチに固めてしまうと社員は窮屈に感じ、ナレッジの蓄積がそこで止まってしまう可能性もあるので、社員を信頼してある程度の裁量を与えるように心掛けましょう。

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