MacBookを使ったビジネスシーンでは、スクリーンショットが欠かせないツールとなっています。この記事では、MacBookでスクリーンショットを上手に撮る方法から、保存先の変更や範囲指定のコツまで、初心者から中級者の方にも分かりやすく解説します。プレゼンテーションの資料作成や会議の記録に役立つだけでなく、日々の業務効率を向上させるためのヒントも提供します。
この記事を通じて、MacBookのスクリーンショット機能をフルに活用し、ビジネスコミュニケーションを一段と効果的に進めていきましょう。
【こちらの記事もオススメ!!】
【最新】Macで付箋を使いたい!スティッキーズの使い方とおすすめツールも紹介
【最新】Googleスプレッドシートで便利なショートカットキー一覧!
【mac対応】Googleカレンダーをデスクトップに表示させる方法!
MacBookのスクリーンショット基本操作
早速、MacBookでのスクリーンショットの撮り方を見てみましょう。いくつかパターンがあるので、自分の目的に合わせて使い分けてみてください。
全画面のスクリーンショットの撮り方
MacBookで全画面のスクリーンショットを撮るには、簡単なショートカットキーを使用します。Command(⌘)+ Shift(⇧)+ 3を同時に押すと、画面全体のスクリーンショットが撮影され、デスクトップに自動的に保存されます。この操作は、画面上の全ての情報をキャプチャする際に便利です。例えば、ウェブページ全体や、複数のアプリケーションが開いている状態を記録したい場合に最適です。
部分的な範囲を指定してスクリーンショットを撮る方法
特定の範囲だけをスクリーンショットしたい場合は、Command(⌘)+ Shift(⇧)+ 4を押します。すると、カーソルが十字線に変わり、ドラッグしてスクリーンショットを撮りたい範囲を選択できます。選択した範囲をマウスで固定した後、手を離すとその部分のスクリーンショットが撮影されます。この方法は、特定のグラフや画像、テキストなど、必要な情報のみを切り取る際に有効です。
ウィンドウ単位でスクリーンショットを撮るテクニック
特定のウィンドウのみをスクリーンショットするには、Command(⌘)+ Shift(⇧)+ 4を押した後、スペースバーを押します。カーソルがカメラアイコンに変わり、撮影したいウィンドウにマウスを移動させてクリックするだけです。これにより、選択したウィンドウのみがスクリーンショットとしてキャプチャされます。この方法は、特定のアプリケーションやダイアログボックスのみを記録したい場合に役立ちます。
スクリーンショットの保存先とファイル形式の変更
上記の方法でのスクリーンショットでは自動でファイルが保存されますが、その保存先も変更することができます。
デフォルトの保存先とファイル形式
MacBookでスクリーンショットを撮ると、デフォルトでは画像はデスクトップに「スクリーンショット [日付] at [時刻].png」という名前で保存されます。ファイル形式はPNGが標準ですが、これは高画質で透過性を保持するため、多くの場合に適しています。しかし、場合によっては保存先やファイル形式を変更したいこともあるでしょう。
保存先の変更方法
MacBookでスクリーンショットの保存先を変更するには、ターミナルを使用します。まず、アプリケーションフォルダからターミナルを開き、以下のコマンドを入力します。
defaults write com.apple.screencapture location [新しい保存先のパス]
killall SystemUIServer
このコマンドで、「[新しい保存先のパス]」の部分に希望するフォルダのパスを入力します。例えば、ドキュメントフォルダに保存したい場合は、そのパスを指定します。コマンド実行後、設定は即座に反映されます。
スクリーンショットのファイル形式を変更する方法
スクリーンショットのファイル形式を変更するには、再びターミナルを使用します。以下のコマンドを入力することで、ファイル形式を変更できます。
defaults write com.apple.screencapture type [ファイル形式]
killall SystemUIServer
ここで「[ファイル形式]」には、’png’、’jpg’、’gif’、’tiff’など、変更したい形式を指定します。例えば、JPEG形式に変更したい場合は、「jpg」と入力します。この設定も、コマンド実行後に即座に反映されます。
タイムディレイを使ったスクリーンショットの方法
MacBookのタイムディレイ機能を使用すると、スクリーンショットの撮影を数秒遅らせることができます。これにより、通常は一瞬で消えてしまうような画面要素や、特定の操作を行った後の画面をキャプチャすることが可能になります。
スクリーンショットのステップ
1. タイムディレイスクリーンショットの開始: Command(⌘)+ Shift(⇧)+ 5を押します。これにより、スクリーンショットと画面収録のオプションが表示されるツールバーが画面下部に現れます。
2. オプションの選択: ツールバー内の「オプション」をクリックします。ここには、スクリーンショットの保存先、タイマーの設定、マイクの選択などのオプションが表示されます。
3. タイムディレイの設定: 「タイマー」セクションで、遅延時間を選択します。通常は「なし」、「5秒」、「10秒」の中から選べます。5秒または10秒を選択すると、スクリーンショットの撮影がその時間だけ遅延されます。
4. 撮影タイプの選択: 全画面、ウィンドウ、または範囲指定のスクリーンショットのいずれかを選択します。これは通常のスクリーンショットと同様の操作です。
5. スクリーンショットの撮影: 選択したタイプに応じて、スクリーンショットを撮影します。タイマーが設定されている場合、カウントダウンが終了した後に自動的にスクリーンショットが撮影されます。
注意点
- タイムディレイ機能は、特定の瞬間を捉えたい場合に特に有用ですが、タイマーが作動している間は、キャプチャしたい画面をそのままの状態で保持する必要があります。
- タイムディレイを使用すると、スクリーンショットの撮影までに少し時間がかかるため、その間に他の操作を行うと、意図しない画面がキャプチャされる可能性があります。
スクリーンショット時のよくある問題と解決策
スクリーンショットが撮れない時のチェックポイント
MacBookでスクリーンショットが撮れない場合、いくつかのチェックポイントを確認することが重要です。
- キーボードショートカットの確認: まず、正しいキーボードショートカットが使用されているかを確認します。例えば全画面のスクリーンショットはCommand(⌘)+ Shift(⇧)+ 3、範囲指定はCommand(⌘)+ Shift(⇧)+ 4です。
- キーボード設定の確認: キーボードの設定が変更されている場合、ショートカットキーが異なる機能に割り当てられている可能性があります。システム環境設定でキーボードのショートカット設定を確認してください。
- ソフトウェアの更新: 古いOSやアプリケーションでは、スクリーンショット機能に問題が発生することがあります。最新のソフトウェアアップデートを確認し、必要に応じて更新してください。
- 再起動: 一時的なシステムの問題が原因でスクリーンショットが撮れない場合、MacBookを再起動することで解決することがあります。
画質やサイズの問題の解決方法
スクリーンショットの画質やサイズに問題がある場合、以下の方法で解決できます。
- 解像度の調整: MacBookのディスプレイ解像度がスクリーンショットの画質に影響します。システム環境設定でディスプレイの解像度を調整し、より高い解像度でスクリーンショットを撮影してみてください。
- ファイル形式の変更: PNG形式は高画質ですが、ファイルサイズが大きくなることがあります。JPEGなど他の形式に変更することで、ファイルサイズを小さくできます。前述の方法でファイル形式を変更してみてください。
- 画像編集ツールの使用: スクリーンショットの後、画像編集ツールを使用して画質を調整したり、サイズを変更したりすることも可能です。MacBookにはプレビューアプリが標準で搭載されており、基本的な編集が可能です。
情報マネジメントにおすすめのツール「Huddler」
あらゆる情報のマネジメントにおすすめなのが「Huddler(ハドラー)」です。リモートワークなど離れて業務を進める上で課題になる情報共有のあらゆる課題を解決することができるオールインワンツールです。
現在無料のβ版で提供しており、容量制限もなく初めてITツールを使うという方でも気軽に利用することができます。
Huddler(ハドラー)とは
会議を起点とした情報マネジメントツール「Huddler(ハドラー)」
https://service.huddler.app/
会議を起点とした情報マネジメントツール「Huddler」は 業務における情報を適切に管理し、チームとビジネスを前進させる⽣産性向上のためのサービスです。
Huddlerには「会議」「タスク」「wiki」「ファイル」の4つの機能が備わっており、掛け合わせることで業務効率化を実現します。
- リモートワークと出社するメンバーが混在しており、チーム内の業務がいまいち分からない
- 業務効率化ツールはIT企業向けのプロジェクト管理ツールばかり
- 打ち合わせで伝えたタスクに認識のズレがあり、思い通りに進まない
- カスタマイズをしないと便利に使えないツールが多い
このような情報管理における様々な課題を簡単に解決することができます。
Huddlerの4つの機能
会議
Huddlerの会議機能はルームごとに会議の内容が格納され、情報の整理が簡単にできる機能です。Huddlerでは、内容を記載すると自動で保存される仕様になっているため、他のメンバーへのリアルタイム共有が可能となります。またテキストを直感的に入力するだけでなく、それぞれの会議に紐づけたい画像やPDFファイルなどの資料、会議で出た「タスク」など、あらゆる情報を記載・添付することが可能です。
タスク
Huddlerは会議に紐づけてタスクの管理をすることもできます。会議ごとに紐づけられることによって、前回の打ち合わせで誰がいつまでにどんなタスクを与えられたのか、そのタスクの進捗状況はどうなのかを逐一確認することができ「言った言わない問題」や「認識の齟齬」によるトラブルを回避することができます。
併せてタスクを一覧で看板形式で管理することができます。「トレイ」と「タスク」の2つの要素で構成されており、縦軸のトレイも目的や用途に合わせて自由に作成することができます。例えば、ワークフローを軸に管理する場合はステータスでトレイを分け、担当を軸に管理する場合は 担当者名でトレイを分けます。 チームのニーズに合わせてトレイは⾃由に作成できます。
タスクはドラッグ&ドロップで簡単に移動することができるので、進捗状況に合わせてトレイを移動させて常に最新の情報を共有することができます。 タスク名、担当 、期限をそれぞれ設定することが でき、タスクごとにコメントも残せるので、 進捗確認にも便利です。
wiki
Huddlerのwiki機能はルームごとに共有したいあらゆる情報をストックできる機能です。社内マニュアルや日報など様々な情報を直接蓄積することができます。「マニュアル類」「業界ニュース」「リンク集」などそのルームの目的や用途に合わせてカテゴリ分けをし、社内wikipediaとして運用することができます。そのほかに、他のユーザーに編集権限を付与することができたり、投稿毎にコメントの可否を設定できたり共有する内容によってカスタマイズすることが可能です。マークダウン記法にも対応しています。
ファイル
Huddlerのファイル機能はシンプルで誰でも使いやすい仕様になっています。ルームごとにデータを蓄積することができ、フォルダの名前は「クライアント名」や「メンバーごと」、「レポート用」など、チームの目的や用途ごとに合わせて自由に決めることができます。会議に添付したファイルも自動でファイルに集約され、一元管理することが可能です。
Huddlerは現在無料で全ての機能をご利用いただけます。アカウント登録はこちらから。